PT110E（EPSON）をWindows10にアップデート後、急にモニターが暗くなる症状が出始めた。テキストを打っていると、文字の判別ができなくなるほど暗い。その度にモニター前面のボタンを押して輝度調整をしているが、起動するたびに繰り返すのでかなりのストレスになる。
7台あるPT110Eすべてに、同じ症状がでている。
自動輝度が原因らしいが
ネットで調べるとデスクトップ型の場合、Windows10スタートボタン → 設定 → システム → モニターに「自動輝度」のオン、オフがあるらしいが、モニター一体型はノートパソコンと同じ扱いになるらしく、設定項目自体が出てない。
EPSONのサポートに問い合わせると、「自動輝度」が原因と断定できないが、試してほしいとアドバイスされたのが詳細設定からの「自動輝度調整オフ」。
ディスプレイの詳細設定でオフにする
ディスプレイの設定（デスクトップで右クリック） → 電源とスリープ → 電源の追加設定 → プラン設定の変更 → 詳細な電源設定の変更 → ディスプレイ → 自動輝度調整を有効にするの設定を「オフ」にする。
ついでにタブレットモードがオフになっていることを確認してほしい、とのことだった。
試してみたが、症状は改善されなかった。
インスタントキーユーティリティ（OSD）を削除してみた
画面が暗くなる症状とともに、パネル前面にあるモニター設定ボタンのうち、輝度や音量を選択するメニューが表示されなくなった。
EPSONサポートに追加情報で連絡すると、「インスタントキーユーティリティ（OSD）の再インストールを試してみてほしい」との連絡。
EPSONサポートでダウンロードし、とりあえず「プログラムの削除と変更」から、古いインスタントキーユーティリティ（OSD）を削除。再起動したところ、画面が暗くなる症状が出なくなっていた。
そのあと、OSDをインストールすると再びモニターが暗くなる症状が出始めた。
再び削除し直すと、画面が暗くなることはなくなった。
前面ボタンのメニューは相変わらず表示されないが、輝度調整ボタンは動くのでこのまま様子をみることにした。
ちなみに同じ液晶一体型でも、hpのProOne600は、画面が暗くなる症状は出ていない。
EPSONのサポーターを誉めてあげたい
EPSONサポートの迅速で丁寧な回答には感謝したい。質問投稿後、2、3日以内には回答があり、ストレスなく問題解消にたどり着けた。
特定の機種の特定の、ドライバーが引き起こした症状だけに、Googleだけでは、たどり着けなかったのは間違いない。
これまでもいろいろなメーカーサポートにアドバイスをお願いしてきたが、こんなに親身になってくれ、頼りにできたサポートは経験がない。私の推測だが、委託のサポセンではなく、技術や知識の裏付けがある方が担当されているように感じた。